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ふっかつ!

ヤバい。

ブログぜんぜん更新できてない。

そろそろ復活します。

ヤバい。

今年になってからぜんぜん映画観てない。

何たることか、「暗いところで待ち合わせ」一本のみです。


12月から1月にかけて注目作品が無かったので
油断していたら、いつの間にか気になる映画ダンゴ状態。

とりあえず、ピックアップ&メモ(特に注目は★!)

<これから>

★松ヶ根乱射事件(2/24)
★さくらん(2/24)
★パリ、ジュテーム(3/3)
・約束の旅路(3/10)
★ハッピー フィート(3/17) 
・アルゼンチンババア(3/24)
★クロッシング・ザ・ブリッジ 〜サウンド オブ イスタンブール〜(3/24)

<これまで>

・となり町戦争(2/10)
★善き人のためのソナタ(2/10)
・あなたになら言える秘密のこと(2/10)
★カンバセーションズ(2/3)
・世界最速のインディアン(2/3)
・Life ライフ(1/27)
・夏物語(1/27)
★ラッキーナンバー7(1/13)
★子宮の記憶 ここにあなたがいる(1/13)

あ、楽しくなってきた〜☆
clavel * 映画生活(cinema)。 * 21:52 * comments(0) * -

「暗いところで待ち合わせ」を観た。

どこかに「サスペンスタッチのラブストーリー」と表現されていましたが、まさにそんな感じです。これと「光をなくした女、闇を抱える男〜殺人事件からはじまった不思議な共同生活〜」という、基本的かつ分りやすいキャッチコピーで筋は想像がつくとおもいます。

あ、想像ついていいんですよ。自分にとって映画で重要なのは画と演出ですから。

さて今回印象に残ったのは、全編にただよう主人公の暗さを出すために設定として選ばれた土地が「上毛電鉄 大胡駅近辺」ってという点。上手いなあと思いました。

>>こんなところ。

上のGoogleMapを縮尺を変えてみると分るように、いわゆる「北関東(群馬県前橋市)」です。

突然思い出しましたが、「リリイ・シュシュのすべて」の設定も、ここからそう遠くはない栃木県足利市です。

どちらも、人間の光と闇を静かに描く映画です。

行くと分りますが、北関東は大地も、空も広く、陽が降り注ぐ、一見「光(陽)」だけの土地に見えます。でも、何だか落ち着かない、暗くくもった居心地の悪さを感じてしまいます。

それはなぜなのか、、と先日コミック「虹ヶ原ホログラフ」(浅野いにお)を読みながら(これもまた、重い話ですが)JR宇都宮線にのって考えていたときに、ふと思ったのは

余りに平たすぎて「遠く」や「陰」のない土地は居心地が悪い、ということ。

「遠く」のない、周りだけがすべて、つまり他社がなく自分だけがすべての世界。
「陰」を感じられない、つまり逆に「陽」を認識することもない世界。あるいは「陰」を適切に「陰」と認識することに欠けた世界。

まさに「砂漠」です。
とても明るいけど、逆に暗く、闇を感じるのです。

東京砂漠、という言葉がありますが、きっと正解は「関東砂漠」なんだと思います。

そういう意味で、この舞台設定は秀逸です。

あふれる光の中で光を感じられず、殻に閉じこもる女、そこここらに露呈している悪意と、それにつぶされ自分の殻に閉じこもる男。

今年の「劇場観賞初め」も、ちゃんと自分のテーマに引き付けられて、充実でした。

*物語の重要なパーツである「電車」(上毛電鉄)が、自分が毎日利用している、京王井の頭線3000系のお古なのが不思議な感じ。
*脇役の宮地真緒と井川遥は、自分にとって「一時期善人キャラだったけどそれが一段落ついて、一皮むけてから結構好き」な感じが共通です。

■公式サイト
■作品概要(goo 映画)
■点数:★★★★(5点満点)
@シネスイッチ銀座(1/7 19:15回)
clavel * 映画生活(cinema)。 * 14:24 * comments(0) * -

「チェケラッチョ!!」を観た。

久々の沖縄映画だもんで、取りあえずチェックするわけですが意外と良かったです。

そりゃ、こういう

●音楽を愛してて(沖縄ってつくづく音楽が根付いた土地だな〜と)
●美しい画があって(特に最初の結婚式のシーン)
★小賢しい奴がいなくて、正しいバカと熱量のある美女がいて
●ポジティブでハッピーエンドで

ってな要素が詰まっていれば、私は、もちろんマルつけます。特に★が重要。

しかし、こーゆーの(いろいろな意味で)を「けっ」と切り捨てる、つまらない30代にならなくて良かったです。

あと、親父の配役(陣内孝則、柳沢慎吾、松重豊、平田満)が上手くて感心しました。あとガレッジセール。

それと、伊藤歩をBoAかと最後までずっと思っていました。「気持ちはつたわるよ」とか言うし。。似てますよね?

そうそう、進路指導のシーンで、担任のガレッジセール川ちゃんが言う「自分探しは土日でやれ!平日は働け!!」というセリフにウケました。きっと監督がコソッと紛れ込ませたホンネの台詞だと思いますが、こういうメッセージの届け方は実は効果的ですね。


■公式サイト
■作品概要(goo 映画)
■点数:★★★★(5点満点)
@アミューズCQN(5/4 19:10回)
clavel * 映画生活(cinema)。 * 01:29 * comments(3) * trackbacks(1)

盛りだくさんに「かもめ食堂」を観た。

以前から気になっていた映画「かもめ食堂」を観にいってきました。

結論としては取りあえず本年ナンバー1!と思ったくらいの良さ。

とてもゆったりした映画だったこともあり、いろいろな事を観ながら考えました。こういう「隙間」って需要です。
続きを読む >>
clavel * 映画生活(cinema)。 * 23:52 * comments(2) * trackbacks(0)

「モルタデロとフィレモン」を観た。

制作されたスペインで40年以上愛され続けている国民的人気コミックの映画化、だそうです。「だめだめスパイコンビに緊急指令!世界のやる気を取りもどせ!」というキャッチフレーズからして、明らかに「オースティンパワーズ」的バカですが、それは、そもそも「下らないバカ映画」として作ったんだから仕方がありません。

感想としては、なーんにも考えず、ラテンの国の濃い目のドタバタ笑いに浸れて満足でしたが、周りの皆さまは余りウケてなかったし、それほど他人にはおススメ出来ません。

というのも、テイスト的には公式サイトで小林賢太郎(ラーメンズ)も書いているように「ときにグロい」どころではなくて、「基本キモい」というのが正直なところですので。。周りは引いてたんでしょう、きっと。

それにしても、欧米はいわゆる「異形」の人を平気でギャグにしてしまいますが、果たしてそれは面白いのか、、という点はいつもはなはだ疑問です。同様に「風刺画」というデフォルメとキツい皮肉で成り立っている一種のギャグでも同じようなことを感じます。

この映画にも多数出てきますが

・一見変な感じで、やっぱり変なキャラ
・その変なところのみで一点押し

という種の笑いは、やっぱり観ていて辛いです。

笑いの一つの要素である「意外性」に欠けますし、笑いのシチュエーションとしても「コメディアンが笑わせている」と「コメディアンが笑われている」のうちの後者に当てはまるのは、どう言いつくろっても、ある種のいじめのようでスッキリしません。っていうかそもそも映像的に「出オチ」だし。

というわけで「今ひとつ感」の残る作品でした。

■公式サイト
■作品概要(goo 映画)
■点数:★★★(5点満点)
@シアターN渋谷(4/15)
clavel * 映画生活(cinema)。 * 06:28 * comments(0) * trackbacks(2)

「好きだ」を観た。

公開日翌日、雨の中、なかなかの盛況でした。

映画「tokyo.sora」や、資生堂「マシェリ」CMなどでおなじみの、女性の繊細さと空の青さをキレイに描く、石川寛監督のテイストがいっぱいでした。温度の低い、けれどもきっとちゃんとある、熱情や愛情というものが描けている感じが好きです。

あと、西島秀俊と永作博美が二人でお酒を飲んでいる様が、二人の間の潤滑油として酒が自然にある感じを出しててとても素敵です。こういう風なカップルになりたいものです。

っていうか、酒×永作さんといえば月桂冠「定番酒 つき」のCMも、何気ないディティールがキマリまくっててとてもいいです。 

それと前売券を劇場窓口で買ったときに貰った石川寛監督CM作品集(DVD)がそりゃもう、石川ワールド全開でたいそう素晴らしい。以前とりあげた鶴田真由のふじっこのCMも(やっぱり)彼の作品だったとは。。

■作品概要(goo 映画)

■点数:★★★★(5点満点)
@アミューズCQN(2/26)14:10回
clavel * 映画生活(cinema)。 * 00:07 * comments(0) * trackbacks(0)

「クラッシュ」を観た。

様々な人の人生が、偶然によって結びついてゆき、ああ、人生も捨てたもんじゃないなあ、という結論になるのは先日観た「THE 有頂天ホテル」と同じですが、その過程は、もっと一筋縄でいかぬ大人の世界、、な映画。ポジティブにシビアな映画、時にはアリです。

■作品概要(goo 映画)

■点数:★★★★(5点満点)
@新宿武蔵野館(2/11)
clavel * 映画生活(cinema)。 * 02:39 * comments(0) * trackbacks(0)

マブイの旅。

沖縄の国際通りの外れのカプセルホテルで死んだ副社長の件で、最近にわかに報道がにぎわっています。

事件自体に余り興味はありませんが、報道をざっと読むに、彼にとって沖縄がただ辛いだけの土地になっていたとしたら、それは気の毒なことだと思います。

沖縄のキラキラした海と空と街路や、美味い飯と酒や、魅力的な人々の事や、そんな素敵な事もちゃんと脳裏に焼き付けられてるのであれば、いろいろあっても、それも人生さ、と彼に言ってあげられます。

しかし、何だか事件の第一報を聞いて以来、映画「マブイの旅」が思い浮かんで仕方がありません。東京で失敗して沖縄に流れてきたダメ男が、ある女性との出会いをきっかけに少しずつ自分を取り戻してく小話ですが、あんな上手くはいかないか。。

この映画のキャッチコピーは「感光沖縄、愛しい人。」です。

真面目に、いつも思っている事ですが、人生の価値は「(とっても)愛しい人」を見つけられるかどうか。結局のところ、趣味も、見識や信念も、うまい飯や酒も、キレイな服も、仕事も、健康も、もちろん金も、そして世界も、きっとその材料。

私も早くそういう人を見つけよう。。

■マブイの旅 公式サイト

■マブイの旅(goo映画)
clavel * 映画生活(cinema)。 * 18:06 * comments(0) * trackbacks(0)

『コアラ課長』を観てしまう。

20060121_114662.jpg先ほどつい観てしまいましたが、一体なんだったんだろう。。突然羽交いじめされてチェリーコークとか無理やり飲まされたような印象。。
といいながらも、それほど悪い後味でもなし。あ、一応ホラー映画です。
■公式サイト
clavel * 映画生活(cinema)。 * 23:42 * comments(2) * trackbacks(0)

「私の頭の中の消しゴム」を観た。

「泣ける映画」ということで素敵なお姉さんに勧められたので、普段は手が回らないジャンル(=売れ線)ですが、観てみました(単純)。

泣けますね〜。大小泣きシーンは多々ありますが、チョルスひとりのバッティングセンターのシーンが特に。

人間は、一人で生まれて一人で死んでいくものですが、それでも、思い出を同じくして一緒に歳をとる人はいた方がいいなっ、という、いたって普通の事を実感させられたので(←重要)いい映画です。

韓国ラブストーリー映画は(TVドラマは知りませんが)あからさまに強引な展開が特徴ですが、ちゃんと泣かせてくれりゃそれでよし。

■作品概要(goo 映画)
■点数:★★★(5点満点)
@渋谷ジョイシネマ(1/7)
clavel * 映画生活(cinema)。 * 19:56 * comments(0) * trackbacks(0)
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