今週(2005/1/19号)の雑誌anan(マガジンハウス)は表紙の
山田優が「セミヌード」だというのでちょっとした話題です。本日木曜日にしてコンビニや駅売店では既に売切れ続出のようですが、ヌードのためというより、皆特集の
「緊急ダイエット」という言葉に正月でナマった己の体を見やりながら、
緊急購入しているのではないかと思われます。
さて、今回書きたいことはそんな事ではなく(山田優は好きですが)、今号の「anan」の表紙の
タイトル部分の印刷処理について少々。簡単に言うと「ラメラメ」です。タイトル文字にラメを振ったような(しかし、表面はつるつるした)キラキラした感じになっています。電車の中吊り広告(上のやつ)も同じ処理だったので「もしや」と思って(ダイエットももちろん気になって)実際の雑誌をみてみるとやはりラメラメでした。
これだけなら、さすがananはいろいろやるよねってだけの話ですが、よく巷に目を凝らすと
今週は紙媒体がちらほらラメっているように見えます。
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WOMAN TYPE(女性向け転職雑誌・キャリアデザインセンター)1/11発売号の題字。
→これはなかなか上品
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WANDA SHOT&SHOT(アサヒ飲料)中吊り広告の缶の部分(今週掲出)
→これは悪ノリしすぎで、
もはや「商品画像がウソ」ですね。
例えば、どこかの印刷会社が新しい印刷技術を発明して、立ち上げ時にいろいろな媒体に営業がかけられた結果がこれなのかとか、いろいろ詮索はあるにしても、
「年始だし、一丁景気良く光らせておくか!」的な軽いノリが、今どきでも何となく同時多発的に起こっている様子が、何だかうれしくなります。
こういうラメ風印刷のような、
ちょっとした「素敵なムダ事」が世の中をハッピーにしていくと思うのです。
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こちらや
こちらで触れられているように、元祖は
JJbizの中吊りかも。。
■anan(マガジンハウス)
■WOMAN TYPE(キャリアデザインセンター)
■WANDA SHOT&SHOT(アサヒ飲料)
■雑誌広告の中吊りはこちらでチェック