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学ぶなら社会学。

先日、湘南新宿ライン(JR)の車中で正面に座った女の子が読んでいた本は「「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ 」(谷岡一郎/文春新書)でした。

この本は、現在自明ごとく信頼されている「社会調査」というものの杜撰さ、それをベースにした主張のヤバさを解りやすく記したもので、その辺の「客観的なデータ」とやらに騙されやすい中途半端な大人も一読しておいた方が良い本ですが、それはともかく、彼女がその本を読んでいる理由は、勝手に推測するに彼女は社会学関連の学部に進学した大学新入生で、この学問の初学者が必ず受けさせられる「社会調査方法論」とかそんな感じの授業で「GW中に必ず読んでおくように」と先生が薦めたので取りあえず読み始めた、、というところでしょう。

社会学の学科を卒業をした「社会学徒」(おこがましい)の一人として彼女にかけたい言葉は
「社会に出る前にまず社会学をやっておくのは損はないぞ〜、その選択は正しいからガンバレ!」
っていうものすごく当たり前のことです。一人で生きられない個人が寄り集まるって社会を形成している有り様に対して自分なりの視点を持つことは、現実に流れず生きる基本として多分必要で、それは暇のある、社会に出る前の学部の学生のタイミングに、また、大学という集団の場で学ぶことが望ましい

確かに知名度も低いし、実学でも、ビジネス実戦的な内容でもありませんが、実は一番「役に立つ」学問だと私は確信しています。

例えば、先日のJR福知山線脱線事故について議論する際に考えるとするならば
・犠牲者をとりまく人間関係(家族・組織等)の多様さについて(家族社会学など)
・事故を起こした運転手の置かれていた職場組織について(産業社会学)
・いち早い救助対応を行った地元のネットワークについて(都市社会学)
・なぜ(安全をも超えて)日本では時間厳守が至上命題となっているのか(比較社会学)
など、いろいろな視点が見えてきます。

この春、一人でも多くの学生が社会学のテキストを手に取りますように

■社会学がわかる(明治学院大学社会学部)…かなり丁寧な解説
■社会学とは(上智大学総合人間科学部社会学科)(PDF)
■社会学とは何か(関西大学社会学部)

clavel * 普通の生活(daily-life) * 11:41 * comments(0) * trackbacks(0)

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