南青山の裏道にひっそりある
こじんまりとしたトスカーナ料理店。
このロケーション設定だけでも期待が高まりますが
さらに、テーブル4つくらいでホールは一人で切り盛り
(ちょっと応対に時間がかかるのはご愛嬌)。
さて、充分なディティールぶりをアピールしましたが
もちろん料理のほうも、特筆もの。
ピーチ(ピチ)と呼ばれる手打ちのパスタがうまい!
「イタリアン讃岐うどん(*)」とでも呼んでおきましょう。
ふわふわ、もちもちです。あとは「空豆のラビオリ」。
見たまんまそうなのですが、食べても裏切りなくそのままで
納得。上記含め、やや濃い目の塩加減がジャストフィットです。
*後日どちらかと言うと「イタリアン稲庭うどん」かなということに、こっそり変更。(2004/7/28)
あと、要チェックなのがドリンクで「カンパリオレンジ」。
特に期待もせずオーダーしてみたのですが、アランチャータという
イタリア特産のオレンジジュース(オレンジ色というより真っ赤)を
使ってつくるこれが、またうまい!東京で一番かも。
そんなたくさん飲んでるわけではないので、あくまで私的にですが。
(ちなみに二番は、渋谷のカフェ「
roomA」)でも、
こういうシンプルなものの出来が良いのが、一番うれしいですね。
値段もお手頃だし
今は、それほどメディアにも取り上げられていませんが
早晩ブレイク必須かと。
*先日再訪しましたが、落ち着いた客層でしっかりにぎわっていました。例によってピーチも、青唐辛子&ピーチ、モッツァレラ&ピーチと二種類堪能。茹でる前の生ピーチを触らせていただきましたが、マシュマロのような繊細なフワフワさ。もちもちなのも納得。いや、クセになります(2004/6/19)。
*またまた先日訪問しましたが、今回はポルチーニ&ピーチ、茄子のスープ、活タコ等、基本的な素材を抜群の出来で調理していただいて、感激です。今回は、白ワインを何本か空けましたが、どれもしっかりこの店の特徴である塩味を立たせるもので、良いラインナップでした。
しかし、ここにご一緒したあらゆる人が一皿、一皿「うま!」と唸りながら、頂かれているのを見ると、プロの料理ってすごいな〜、今後ともclavelメイン接待所として活躍していただこう、と強く思うのであります(2004/7/29)。
■clavel`s rating
Ristorante Beccaccia(リストランテ ベッカッチャ)
★★★★★(満点五つ)…塩加減の好みがあえば。
■TEL:03-5775-5203.