先月28日(10/28)に、我が最寄り駅京王線下高井戸構内(改札の外ではありますが)にローソンができました。前のテナントが閉店して改装され、コンビニが出来るのだ、という雰囲気がかもし出され始め、
こんなところにコンビニを作るのはあのチェーンしかないな、とぼんやり思っていたところ、案の定ローソンが開店。
下高井戸は「住む街」であり「大学(日大文理学部)の街」という
「明確な拠点」ありきの街です。つまりこの街のコンビニでは、自宅で食べるおにぎりを買ったり、大学の教室で飲むペットボトル飲料を買ったりと
「拠点を基準においた購買行動」が主に想定されます」。
そして、駅⇔拠点を歩いて通勤・通学する最もマスな層を考えた場合、
駅とは当然のことながら「通勤・通学ルート上の徒歩圏内で最も拠点から遠い場所」です。
そんな場所で何を買うというのでしょう。コンビニで最も利益率が高く、売れ筋のお弁当などのフード系の商品は、普通に考えれば手荷物が増えないよう、一番拠点に近いところで買うはずです(もちろん私も)。例えば、北口ならサンクス、南口ならファミリーマートやセブンイレブンで。この駅にコンビニがあって良かった!と言ってもらえそうな商品は、ペットボトル飲料や雑誌やガム類など、
もともとあった売店で充分なものばかり。本来、構内コンビニに適しているのは、ある意味「拠点」と言える長距離列車に乗り込む都心のターミナル駅ではないでしょうか。
という訳で、昔甲州街道沿いにあった(今は花屋の)店舗に続き、早晩傾くこと必須と思われるこのローソンですが、駅だから人が集まるだろうし、空き物件があるんなら入っとくか、ぐらいのポリシーのない
ユルいこの会社の出店戦略(実際は他の事情があるのかももしれませんが)を、この業界にうとい私にも感じさせるところがちょっと面白いです。
広告はそこそこ良いのにね。。
*「ローソンチケット」くらいは使うかな。。
*あと朝7時から24時まで、という中途半端な営業時間も奇妙な話で、どうして終電まであと1時間頑張らない?それで何人客を逃しているのだ?と、
何となく店長を説教したくなります。
<参考>
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多分ご近所さん。
日付と競合店から察するに。
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ローソン ホームページ
あらゆる意味で、ごちゃごちゃしてますね〜。
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ローソンのCMたち